活動報告

年次大会

◆終了◆ 第45回年次大会のご案内

2024年3月22日(金)に、第45回年次大会は終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

今回の本大会(大会長:佐々木健)は、麻布大学 生命・環境科学部棟にて実に4年ぶりに対面で開催されました。
一般講演では、ネズミやゴキブリ、貯穀害虫、ダニなどに関する12演題の発表がありました。また、東北大学の堀 雅敏教授には特別講演として「青色光の殺虫効果と家屋害虫防除における利用について」と題してご講演いただきました。可視光である青色光が持つ殺虫効果や農業・食品産業など様々な分野での利用可能性についてわかりやすく解説いただきました。

懇親会は同学内カフェテリア「さくら」にて開催されました。

第45回年次大会プログラムはこちら

広報委員:宮武和史、角野智紀

◆終了◆ 第44回年次大会(zoom ウェビナー)のご案内

2023年3月25日(土)に、第44回年次大会(zoom ウェビナー)は終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

小松謙之 大会長のご挨拶で幕を開けた今大会は、佐々木健 事業委員長と大野竜徳 事業副委員長の司会進行のもと、オンラインにて開催されました。一般演題では、ダニやチャタテムシといった微小昆虫類からアライグマやハクビシンなどの哺乳類まで都市域で問題となる様々な害虫獣についての講演があり、活発な議論が行われました。

特別講演として、「ヒラタムシ類(甲虫目:ヒラタムシ上科)の生きざま」というタイトルで、東京都立大学の吉田貴大助教よりご講演いただき、ヒラタムシ類の分類や系統、行動などの自然史研究に関してご自身の研究成果を交えてわかりやすくご説明いただきました。吉田先生、興味深いご講演を誠にありがとうございました。

第44回年次大会プログラムはこちら

広報委員:宮武和史、角野智紀

◆終了◆ 第43回年次大会(zoom ウェビナー)のご案内

第43回年次大会(zoom ウェビナー)は終了いたしました。
ご参加くださった皆様有難うございました。

年次大会では富岡康浩大会長のご挨拶で、故 安富和男 名誉会員の足跡をご紹介いただき、追悼をいたしました。

特別講演には京都産業大学の前田秋彦教授より、「ウイルスは世界を巡る」というタイトルでご講演いただき、コロナウイルスを含むウイルスについて分かり易く解説をいただきました。

一般演題は11題あり、蚊からスズメバチまで様々な講演がございました。

第43回年次大会プログラムはこちら

◆ 第42回大会 特別講演 小林益子先生

特別講演の小林益子先生、一般講演を発表された先生方、聴講を参加された皆様、ありがとうございました。
お陰様で、対象となった生物も多岐にわたり、しかも今回は若い研究者の方々のご丹念なご研究による発表で、今後がますます期待されます。
また、非会員の聴講参加者も多く、主催者側として大変励みになる大会となりました。準備の不手際から失礼もあったこととお詫び申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

第41回大会・総会の会場開催を中止した件
事務局長 杉山真紀子

啓蟄の候。皆様、如何お過ごしでしょうか?
今、地中では、種々の生物たちが明るい地上での春に向かって準備運動を開始している時期です。一方、地上では、新型コロナウイルスが急激な勢いで世界を駆け巡って、新年の始まりには誰もが想像しなかった有様になっています。
日本では2020年の新年が明けて半月あまり過ぎた頃から、中国・武漢において新型コロナウイルスの感染による肺炎が広がっていると、インターネットに周り始めました。
まさにこのような社会現象における良策対処の業界で活動している当学会の一員として、私は早くから広い範囲での情報収集、専門的な知識の直接ヒヤリング、今後の予想などの知識集めに努めておりました。そのうちに、わが国でもどんどん感染者が増え、首相が国民に、集会や職場そして学校も、人が集まって感染を広げるような事を中止する要望を出しました。直ちに当学会の首脳陣たちで、3 月 14 日に予定していた第 41 回大会・総会の開催についてメールにて意見交換を致しました。そしてこの際は、会員の皆様には、現場での実作業を優先にしていただき、かつ感染の拡大防止に協力することで、今回の大会は、「会場に集合しての開催は中止して、要旨集の発行・配付を持っての開催とする」ことに決定いたしました。宮ノ下会長から、全会員、参加者全員、ホームページ、業界新聞に、当学会の大会・総会の中止する旨を急告知いたしました。
第 41 回大会の為に、今までの研究成果および現場での事例報告など貴重なご発表をお申し込みいただいた方々、ご多忙な中、特別講演を快くお引き受けいただいた先生、また参加申込みされていた会員と非会員の皆様、ご協賛いただいた企業の皆様方にご理解を頂いて深く御礼申し上げます。
世界の多くの都市が今、「沈黙の都市」と化しています。当学会員の皆様またご高配いただいている皆様のパワーが今こそ一丸となって、各々の都市に一分でも一秒でも早く人々の明るい声と活性が戻る事を切に願っております。
本来ならばこの学会の第 41 回・大会・総会が盛大に開催されているはずの三田の慶応のキャンパスの 3 月 14 日の光景をご覧いただいて、来年は、また此のキャンパスで当学会の大会でお会いさせていただけますことを楽しみにしております。
皆さまのご健康と益々のご活躍をお祈り申し上げております

①正門・守衛さんのすぐ横に、大会は中止の看板がある
②正門・中止の看板
③東門・エントランス中央に、大会は中止の看板がある
④東門・中止の看板
⑤慶大キャンパス内・演説館(重要文化財)の前にある 福沢諭吉先生の銅像
⑥中央に旧図書館の入り口がある
⓻新図書館の前の広場・普段は学生が大勢いるが今日は誰もいない!冷たい雨が静かに降っている
⑧東門の入り口広場・普段は。この時期は卒業生たちが集まって記念撮影をして賑わっているがなんと今日はこのように静か!
来年は、例年の通りに卒業生たちで賑わい当学会も開催いたしましょう!!!

2019年第40回大会・総会は終了いたしました。

特別講演
◆ 鰺坂徹 先生 鹿児島大学大学院理工学科建築学専攻教授
「鹿児島県・旧薩摩の麓集落にみられるシロアリと他の生物被害の現状」
◆ 廣瀬博宣 先生 廣瀬産業㈱
「森八郎博士のアーカイブ」
◆一般講演12題、ポスター発表5題
■ご協賛会社
公益財団法人 高梨本家上花輪歴史館
株式会社 MUSIサイエンス
廣瀬産業 株式会社
富士フレーバー 株式会社
フミテック 株式会社
丸満エネルギー 株式会社
■学会賞・受賞者 木村悟朗
■森八郎記念賞・谷川 力
■論文奨励賞・小峰幸夫
■第40回大会記念賞特別賞
小野三谷子・朝長昌樹・道満紀子
・廣瀬博宣・森正明
■第40回大会記念団体賞
㈱キャッツ・㈱ピュアソン・アジア㈱・関東港業㈱
国際衛生㈱・住友エンバイロメンタルサイエンス㈱
中部環境サービス㈱・㈱帝装化成
東化研㈱・(一般財)東京顕微鏡院
日本液炭㈱・日本たばこ産業㈱
(以上、敬称略)
◆総会
◆親睦会 18:00~10:00
慶應義塾大学ザ・カフェテリア
◆親睦会18:00~20:00 慶応義塾大学ザ・カフェテリア
閉会 20:00


2018年3月17日(土)第39回大会・総会は終了いたしました。
◆特別講演:弘中満太郎先生 石川県公立大学
「昆虫の光に対する多様な反応と人工光を利用した行動制御」
◆一般講演:18演題
◆会場:慶應義塾大学443教室

第38回大会の一般講演の発表プログラムはこちらでした

第38回大会の要旨集は以下でした。

[演題1] 国道沿いの植込みからのホタルガの発生事例
[演題2] 都内オフィスビルで発生した不快害虫クロテンオオメンコガの生態と被害
[演題3] 屋内で捕獲されたDienerella属ヒメマキムシについて
[演題4]RC造集合住宅における室内空中浮遊菌の実態調査
[演題5] 空気清浄機能付ファンヒーターを用いた室内浮遊真菌の清浄効果試験
[演題6] 大学内外の浮遊真菌におけるAspergillus fumigatusについて
[演題7]家屋におけるクロゴキブリの局所分布検出例,特にシバンムシ類との比較
[演題8] 一般住宅地におけるフェロモントラップ調査から明らかになったこと ノシメマダラメイガとコクゾウムシについて
[演題9] 屋内の白色LED照明が屋外に設置したノシメマダラメイガ用フェロモントラップの捕獲数に及ぼす影響
[演題10] 食品工場で発生したノコギリヒラタムシに対するIGRとピレスロイドを混合したエアゾールの駆除効果
[演題11] 「新根絶策」:日本米をコクゾウムシから守る [演題12] 子供を対象とした蚊の採集と観察に関する実習の実践
[演題13] 東京で生息が確認されたネッタイトコジラミ
[演題14]絵馬に描かれたネズミ,ムカデ,カイコの関係の検証
[ポスター1] 移動可能イエシロアリ飼育装置の紹介
[ポスター2] 森八郎博士の業績紹介と『森八郎博士のアーカイブ』設立について
[特別講演1] 動物の行動学に基づいた野生動物による被害対策~シカ、イノシシ、サル~
[特別講演2] 蚊と蚊が起こす感染症

IPM講座(終了)

2018年9月14日(金)第36回IPM基礎講座は終了いたしました。
◆橋本一浩 先生 ㈱エフシージー総合研究所IPM研究室
「カビ検査の基礎知識」
◆斎藤智 先生  ㈱竹中工務店技術研究所
「建築物のカビ対策のためのIPM」
◆パネルディスカッション
斎藤智先生 橋本一浩先生 モデレーターは川上裕司当学会事務局長
◆会場 慶応義塾大学三田キャンパス会議室


「都市有害生物管理学会IPM認定証の延長願い証」の申請は2021年12月31日を以って終了いたしました。
IPM基礎講座の第1回から36回までのプログラムと報告はこちらをご覧ください ≫

2018年5月19日(土)第35回IPM基礎講座は終了いたしました。
◆小田尚幸 先生 株式会社エフシージー総合研究所IPM研究室
「IPMに活かせる昆虫・ダ二・カビの遺伝子同定の基礎」
◆古井聡 先生 国立研究法人農研機構食品研究部門食品害虫ユニット
「食品の安全・安心にかかわるDNA分析手法・食品害虫の同定法を中心に」
◆会場 慶応慶應義塾大学三田キャンパス会議室


3月10日 第33回IPM基礎講座はお蔭さまで参加申込者が定員オーバーで終了いたしました。



  • 杉山会長の開会挨拶

  • 小峰幸夫講師(東京国立文化財研究所)による「文化財の害虫」のレクチャー

  • 川上裕司講師(エフシージー総合研究所)による「室内で問題になるカビの同定法」のレクチャー

  • 顕微鏡観察

  • 顕微鏡観察

  • 顕微鏡観察

  • ロビー

  • 協賛:ライカマイクロシステムズ㈱


◆終了◆ 第34回IPM講座(初級技術者養成講座)のご案内

終了しました

テーマ 微生物対策としての薬剤の基礎
~その種類と使い方の実際について~
演題と講師の先生 ①殺菌、真菌(カビ)ウィルスへの効果的な使用法
石田智洋 先生 ㈱ピュアソン専務取締役
②プール・温泉など公共施設における微生物対策
関秀行 先生 ㈱メルス技研代表取締役
写真

参加者の声 総合討議も活発にできて有意義な時間になった。
日常のビジネスに繋がって満足な勉強会でした。

◆終了◆ 第38回大会・総会のご案内

終了しました

日 時 2017年3月11日(土)  10:00 (受付開始9:00) ~17:30
会 場 慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎1階411
東京都港区三田2-15-4
参加申込み締め切り 2017年2月20日(火)厳守
urbanpest.office@gmail.com
参加費 会員(個人会員・団体会員一人)¥4,000
学生会員 ¥1,500
非会員 ¥5,000
懇親会費 ¥4,000
お支払い期日:2月28日(厳守)

◆終了◆ 第33回IPM基礎講座(第2回実験講座)のご案内

終了しました

日 時 2017年3月10日(金) 13:00(開場12:30)~17:00
会 場 ライカ マイクロシステムズ株式会社
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-9
主 催 都市有害生物管理学会
urbanpest.office@gmail.com
協 賛 ライカ マイクロシステムズ株式会社
参加費 会員(¥10,000) 学生会員(¥5,000) 非会員(¥15,000)

◆終了◆ 第32回IPM基礎講座

終了しました

2017年1月30日(月)に「シロアリの被害防除」をテーマにした第32回IPM基礎講座を終了いたしました。
廣瀬博宜会員が鹿児島からご自分の運転で会場(東京・港区に慶大)に、なんと70kgのイエシロアリの巣と生きているイエシロアリの活動状況が見える教育資料を運ばれての迫力のる講演会になりました。
お蔭さまで、補助席の置き場所もないほどの大入り満員になりました。


2016年12月20日に学会誌「都市有害生物管理」を発行いたしました。

UPMフォーラム

2020年12月5日(土)13:00~15:00 UPMフォーラム・オンラインを開催しました。

ご講演の4人の先生、ご参加を申し込まれた52名の方、ご協賛いただきました企業様に深く御礼申し上げます。
ご講演いただいたそれぞれの先生方が、タイムリーな内容で、迫力のあるパワーポイントも交えてお話されて、皆様にとって有意義な時間となりましたら幸甚でございます。

今回のご感想や今後のご希望テーマなどを、このホームページにご投稿頂けましたら、今後も、オンライン開催で、当学会の創設当初からの趣旨である「都市での有害生物との安全な生活環境作り」というテーマで、会員共々皆様とご一緒に、研究と実践を更に深めていけましたらと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、お申し込まれて当日ご覧になられなかった方は以下のサイトをクリックして、学会からfお知らせしたパスコードをお入れくださいませ。
お申込みされていないで視聴ご希望の方は、学会のメールに視聴希望、氏名、メールアドレス記載していただきましたらパスコードを発行いたします。

◆ 登壇された方
◆ ご協賛いただいた企業

・国際衛星株式会社 様
・富士フレーバー株式会社 様
・丸満エネルギー株式会社 様
・株式会社MUSIサイエンス 様

◆ プログラムと講師の先生のプロフィール

学会賞・森八郎記念賞・論文奨励賞

2023年度の学会賞・森八郎賞・論文奨励賞のお知らせ

今年の学会賞、森八郎賞、論文奨励賞が以下のとおり授与されました。また、残念ながら授与式にご出席いただくことができなかった森 正明先生からお言葉を文章にて頂きました。

2023年度

  • 学会賞 今村太郎 会員

    授賞理由:原著論文および共同著者として複数論文を投稿していただいており、
    当学会の発展に寄与されたことが評価された。

  • 森八郎記念賞 森正明 会員

    授賞理由:学会役員(副会長、総務委員会委員長)として長期に渡り
    本学会の運営に大きく貢献されたことが評価された。
    森八郎記念賞を受賞された森先生から ≫

  • 論文奨励賞 曽川秋恵 会員、山内健生 会員

    受賞論文表題:北海道帯広市の都市公園「帯広の森」のアリ相
    授賞理由:優れた学術的有用性が高く評価された。


2022年度の学会賞・森八郎賞・論文奨励賞のお知らせ

今年の学会賞、森八郎賞、論文奨励賞が以下のとおり授与されました。なお、今年は新型コロナウイルス蔓延防止のため、昨年に引き続き、通常のような会場での授与式を見送り、表彰状を郵送させていただきました。そして3人の受賞者からお言葉を文章にて頂きました。

2022年度


学会賞・森八郎記念賞・論文奨励賞のお知らせ

学会賞および森八郎記念賞の受賞候補者について,受賞規定により役員会から推薦を募り,以下の2名の会員を評議員会に推薦を行った結果,受賞が決定しました.

学会賞:山内健生 会員
受賞理由:衛生動物のダニを中心とした学術論文を長年にわたり多数発表され,本学会の対象分野において優れた学術的功績が評価された.

森八郎記念賞:大塚哲郎 会員
受賞理由:本学会の運営に貢献され,また本学会を創設された森八郎博士の遺志を継いで,被害防除を優先とする産学合同による新しい研究開発が高く評価された.

論文奨励賞については,選考委員会によるメンバーに2名の会員を加えた12名の選考委員によって選考委員会が組織され,慎重に審議した結果,以下の論文が2019年度(令和元年度)都市有害生物管理学会「論文奨励賞」に決定しました.

論文奨励賞:山内健生 会員
受賞論文表題:「マダニ人体刺症論文にみられたマダニ類の誤同定4例とそれらの訂正」9巻1号:1-4.
受賞理由:優れた学術的有用性が高く評価された

その他